2024/11/15
より早く
より高く
より遠く
東日本大震災で津波の恐ろしさは、この現代において
まざまざと見せつけられました。
もはや
回避不可能とも言える津波ですが尽くす手はまだ残ってると言えます。
津波対策の最重要課題は、素早い避難です。
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津波てんでんご。
このこの世で最も悲しい言葉を生み出したのも津波によるものです。
全てのものを捨ててでもいち早く避難する
そこまでしないと逃げられないのが津波であり
運も関係してきます。
前から言っています。
通常、被害が出るクラスの津波が発生するのは
M7強~M9クラスの巨大地震となります。
巨大地震とは、岩盤の亀裂が数百キロにまで及びます。
例えばM7クラスであれば
幅が50キロ、長さが100キロ程度なのが一般的です。
しかしM8~M9ともなると
その数倍もの岩盤破壊がおきます。
M8クラスでM7クラスの32倍
M9なんて、M7クラスの地震の1000倍のエネルギーです。
したがって、必ず長い揺れになります。
阪神淡路のM7.3は揺れた長さは14秒です。
東日本大震災などは、遠方の関東などは5分。
東北でさえ3分近く大きな強い揺れが観測されたのです。
津波地震と呼ばれる遠方での巨大地震。これは震度は低くても津波が来るケースなのですが一般的にアウターライズ地震と呼ばれるものです。
太平洋なら関東東方沖や、三陸はるか沖、海溝よりも海側で発生する地震です。
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どちらにせよ、情報が無い中で簡単に巨大地震かどうかを判断する基準は揺れの長さです。
もし
あなたが沿岸や海水浴、潮干狩り、サーフィンなどしている時、
強く、強くなくても何分と言う長い揺れたを感じたらすぐ避難してください。
もし避難せずに
情報を確認し、避難を知人と検討し、第三者の意見を待つなどの行動になれば
あなたは10分も損をします。
10分なら徒歩でも800メートル避難できます。
走るなら?自転車なら?バイクなら?車なら?
徒歩なら足が千切れるほど全力で走ってください。
長い揺れを感じたら、頭の中は、避難だけに集中してください。
第三者や、市町村の情報は、あなたを守ってくれないどころか、あなたの生命を危機的状況にします。
東日本大震災でも津波到達まで30分
内陸5キロまで侵入しました。
南海大連動などは、震源地が沿岸に近い為
5分~10分で津波到達すると言われています。
迷う暇は、1秒とてありません。
その1秒で明暗を分ける場面や話を聞いて確認しています。
近くに4階建て以上のコンクリートの建物があるなら、その最上階へ。
高台があるなら、その一番高い所へ。
何もないならとにかく遠くへ
より早く より早く避難してください。
この3点以外
津波から助かる方法が見当たりません。
より早く、より高く、より遠くへ。
迷う暇はありません。
長く大きな揺れ。
大きくなくても長い揺れ
そして沿岸。
この条件がそろったら、すぐ避難してください。
お願いします
せっかくあなたは、備えています。
その備えを無駄にしないでください。
海に行く時は、必ず頭に記憶して
楽しんでください。
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